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斉藤 健司*; 細井 文雄; 幕内 恵三; 小石 真純*
高分子論文集, 43(1), p.51 - 58, 1986/00
被引用回数:2 パーセンタイル:20.28(Polymer Science)酸化鉄ゾルで処理した多孔性微粒子に線を照射した後、アスピリンとメタクリル酸メチル混合溶液及びメタクリル酸メチルを接触させ、後グラフト重合による徐放性微粒子の調製を試みた。溶出試験は水-メタノール混合溶液を使用した。グラフト粒子からのアスピリン溶出量は、多孔性微粒子にアスピリンのみを吸着したときと比較して著しく増加した。粒子表面及び内部に酸化鉄を固定するとグラフト微粒子のアスピリン吸着量が増加した。グラフト粒子からのアスピリンの溶出は粒子内で重合したポリマーマトリックスからの溶出と粒子芯部に分散し微粒子のゲル障壁を通して溶出する2つの機構が混在した。酸化鉄含有微粒子における溶出速度はグラフト率の影響をあまり受けなかった。
吉田 勝; 熊倉 稔; 嘉悦 勲
J.Pharm.Sci., 68(7), p.860 - 862, 1979/00
被引用回数:13ジメチルアミノエーテルメタアクリレートーメタアクリル酸コポリマーは陽イオン型ポリマーで胃液pHにおいてのみ溶解し、メチルメタアクリルレートーメタアクリル酸コポリマーは、陰イオン型ポリマーで腸液pHにおいてのみ溶解する。これらのコポリマー存在下、ヒドロキシエチルメタアクリレートのようなガラス化性モノマーでかつ、生体親和性の大きいモノマーを低温下で放射線重合することにより、アスピリンなどの医薬品を含むカプセルを調製した。このカプセルからの医薬品の溶出性をpH2~10の範囲で検討した。また、多孔質構造と溶出性の関係は走査電子顕微鏡を用いて検討し、pHに依存しないポリエチレングリコール#600存在下での多孔質構造、溶出性との関係についても比較検討した。